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クレジットカードの審査とは何か?
学生の皆さん、クレジットカードはお持ちですか?おそらく、お持ちの方が多いと思います。
また、中には「作りたかったけど、作れなかった」という方もいるのではないでしょうか?
クレジットカードの「クレジット(credit)」とは、英語で「信用」という意味です。
クレジットカードは、この「信用」をもとに「審査」を行なって作られるのです。
「信用」がある人は審査が通って作れるし、ない人は審査に落ちて作れない、という訳です。
この信用の度合いは、主にクレジットカードやローンの取引履歴をもとに格付けされ、
それらの取引履歴をクレジットヒストリー(クレヒス)と呼びます。
支払い能力、などと捉えると、わかりやすいかもしれませんね。
学生がクレジットカードの 審査に落ちるケースとは?
前提として覚えておいてほしいのは「基本的に学生は一般の人と比べてクレジットカードの審査が甘い」ということです。
では、学生がこの「審査」に落ちるときはどんな時なのか?
これについて考えられるケースを解説します。
1.親権者のクレヒスが悪い時
自身にとって初めてのクレジットカードを作る場合は、学生本人ではなく、その親権者が審査の対象となります。
これは、学生がたとえアルバイト等をしていても、あくまで学業が本業であり、本人についての信用の有無を審査するのが困難であるためです。
アルバイト等をしていても、生活費を全て自分で賄っている、という学生は少数派だと思います。
そのため、親権者のクレヒスに問題がある場合は、審査が通らないということがあります。
2. 学生本人に携帯料金の延滞や滞納がある
注意しなければならないのは、毎月の携帯電話料金と合わせて機種代金を、自分の名義で、かつ分割で支払っている場合です。
この場合、支払い期間は一時的に借金をしているのと同じような状況ですので、このときの支払いの延滞はクレヒスに影響します。
これは、多くの人が知らない事ですので、注意して下さい。
なお、機種代金が分割による支払いではなく、一括で支払い済みの場合や既に支払いが終わっている場合などで
毎月携帯電話料金のみ支払っている場合はこの限りではありません。
学生がクレジットカードの審査に落ちるときはどんな時?のまとめ
とはいえ、先ほど解説した通り、学生に対するクレジットカードの審査は甘く、特に問題がなければ基本的には作れます。
学生の親権者に対する審査も比較的甘いくなっています。
なぜなら、親権者がクレヒスに何の問題もない前提で、かつその子どもを大学なり専門学校なりに通わせている、つまり、
相応の支払い能力があるという考え方ができるからです。
もし、クレジットカードを作ろうとしたら審査に落ちてしまった、という経験がある学生の方は、
今一度、これまでのクレヒスに影響する支払いについて心当たりが無いか思い返してみましょう。