学生も注意すべき、クレジットカードのブラックリストとは何か?

ブラックリストに載った

クレジットカードのブラックリストとは?学生も関係があるの?

これからクレジットカードを作ろうと考えている学生の方なら、ブラックリストという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

実際には、ブラックリストという名前の名簿は存在しません。
ブラックリストは比喩表現として使われている言葉です。

クレジットカードの利用状況(信用情報)は、信用情報機関と呼ばれる機関に登録されています(「CIC」「KSC」「JICC」といった機関があります)。
そして、支払い遅滞といったいわゆる「金融事故」の情報が信用情報に登録されると、クレジットカードの審査に通らなくなったり、ローンが組めなくなったりすることがあります。このことを俗に「ブラックリストに載る」と表現しているのです。

もちろん、学生の間も、ブラックリストに載ってしまう可能性はあります。

 

では、一体どんなことをするとブラックリストに載ってしまい、どのようなデメリットをこうむることになるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

クレジットカードのブラックリストに載ってしまう条件とは?

ブラックリストに載ってしまう条件としては以下のことが挙げられます。

・2か月以上の遅滞
・自己破産などの債務整理
・多重申込
・携帯電話料金の支払い遅滞
・現金化など違反行為

 

ブラックリストに載る条件1 2か月以上の遅滞

クレジットカードの支払いやキャッシングの支払いを滞らせると、事故情報として登録される場合があります。目安としては2か月以上に渡って遅滞が続くと、ほぼ確実にブラックリストに載ってしまいます。

また毎月支払いを行っている場合でも、入金忘れなどで期日から遅れて支払うことが続くと、ブラックリストに載るケースもあるので注意してください。

 

ブラックリストに載る条件2 自己破産などの債務整理

自己破産・任意整理といった債務整理や、代位弁済が行われた場合も、ブラックリスト入りの対象です。特に自己破産は、事故情報が残る期間が長く、10年間もクレジットカードを作ることができなくなったり、ローンを利用できなったりといったデメリットが発生します。

 

ブラックリストに載る条件3 多重申込

短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、お金に困っている=支払い能力がないとみなされ、審査に通らなくなってしまいます。具体的には1か月に2枚まで、半年で3枚までの申し込みが限度と言われています。

 

ブラックリストに載る条件4 携帯電話料金の支払い遅滞

スマホなどの携帯電話端末を、分割支払いで購入すると、ローンを組んでいる状態になるため、信用情報機関に支払い状況が登録されることになります。
そのため、携帯電話料金の支払いに遅滞が続いた場合も、ブラックリストに載ってしまいます。

 

ブラックリストに載る条件5 現金化など違反行為

クレジットカードの現金化とは、業者から商品をクレジットカード払いで購入し、その商品を即買い取ってもらうことで、カードのショッピング枠を現金に変換する行為のことです。

現金化はクレジットカード会社の規約で禁止されているため、お金に困っていても絶対にやってはいけません。このような違反行為を行った場合も、当然ブラックリストに登録されます。

 

学生がクレジットカードのブラックリストに載るとどうなるの?

では実際にブラックリストに載った場合、どのような影響があるのでしょうか。

 

ブラックリストに載ると5年間クレジットカードやローンの審査に通らなくなる

信用情報機関に金融事故情報が登録されると、その履歴は支払い完了から5年後まで残ります(自己破産の場合は10年)。
そのためブラックリストに載ると少なくとも5年間は、クレジットカードやローンの審査には通りません。

もし学生の間にブラックリストに載ってしまうと、社会人になってからも影響が残ることになります。

 

ブラックリストに載っても就職にはほとんど影響がない

学生の方なら、就職への影響が気になる方も多いでしょう。しかし、意外に思われるかもしれませんが、基本的に就職への影響はありません。
個人の信用情報は、本人を除けばクレジットカード会社や銀行など金融機関しか照会することができないため、ブラックリストに載ったとしても、バレたりしないからです。

ただし金融機関に就職したい場合は、信用情報が見られないとも言い切れませんので、もしかしたら影響があるかもしれません。

 

学生がクレジットカードのブラックリストに載ってしまったらどうすればいい?

ブラックリストには載らないように気をつけるのが1番ですが、万が一載ってしまった場合には次のような対応をおすすめします。

 

ブラックリストに載ったら、支払い完了から5年間は新たにクレジットカードの申込をしない

支払い遅滞などで金融事故情報が登録された場合は、できるだけ早く残った支払いを完了し、そこから5年間(ブラックリストに載っている間)は新たなカードやローンの申し込みは控えましょう。

そもそも審査に通りませんし、申込履歴も信用情報に登録されるため、その後の審査に影響が出るかもしれません。

 

ブラックリストに載ってもカード払いを利用したいなら、デビットカードで代用できる

クレジットカードが使えなくなっても、海外での買い物やネットショッピングなどで、クレジットカード払いを利用したい方もいるかと思います。
そんな方にはデビットカードの利用がおすすめです。デビットカードはクレジットカードと同じ様に使えますが、支払いは銀行口座から即時引き落とされる形で行われます。

そのため、銀行口座を開設できるのであれば、クレジットカードの審査に通らなくてもデビットカードなら作ることができます。

 

ブラックリストに載らないためにも、クレジットカードの利用は計画的に!

繰り返しになりますが、1度ブラックリストに載ってしまうと、5年もの間カードやローンの契約ができなくなってしまいます。
またカードやローンの利用が当たり前になっている現代社会において、信用情報に5年間の空白期間があるのは不自然なため、その後の審査において影響が出る可能性も考えられます。

 

クレジットカードの利用を考えている学生の方は、社会人になってもクレジットカードを使えないなんてことにならないためにも、計画的に利用するようにしましょう。